栄養成分の表示

ペットフードの原材料表示のうち、やっと主成分を見終わりました。
これから、いよいよ脂肪やミネラル・ビタミン・添加剤などが出てくるのですが、その前に『栄養成分』の表示を見ておきましょう。

『栄養成分』はメーカーによって『保証成分』『成分表示』『成分』など、さまざまに表示されています。要するに、3大栄養素(タンパク質・脂肪・炭水化物)の分析結果あるいは含有保証値を示すものです。


ふ「今日もペットフードの話、がんばってね!おとん!」

栄養成分の表示例

ソルビダの成犬用ドッグフードの表示例です。『保証分析値』と表示されています。

・粗タンパク質…………22%以上
・粗脂肪………………12%以上
・粗繊維……………… 4%以下
・粗灰分……………… 8.5%以下
・水分…………………10%以下

この5成分の表示が容器に義務づけられています(ペットフード公正取引協議会 自主基準)。メーカによっては、これ以外の成分が表示される場合もあります。

4成分に「粗」とついているのは、おおまかな数値を示したものではなく、栄養成分の表示についての分析上の精度を示したものだそうです。

つまり、純粋な成分を測定しているのではなく、同時に他の成分も測定してしています。
例えば、たんぱく質の分析ではアミノ酸やアミン類も含んで測定しているのです。

灰分とはペットフードを燃やして灰にし、その量を測定したものです。


ふ「公園で会ったブービェ・デ・フランダースのブービーちゃんだよ」

栄養成分を足しても100%にならないのはなぜ?

すべての栄養成分を足しても100%にはなりません。ソルビダの例では56.5%ですね。 「以上」や「以下」があるので、きちんと100%にならないのは当然ですが、それにしても?ですね。

その謎は炭水化物の含有量が記載されていないことによります。なぜかペットフードには炭水化物が記載されないのです。

AAFCO(米国飼料検査官協会、アフコと読みます)の基準がそうなので、右にならえ、なのでしょう。

炭水化物がなぜ表示されないの?

お米やパンなどに代表される炭水化物は、人間にとっては主要なエネルギー源です。 タンパク質、脂肪、炭水化物が人間の三大栄養素です。その摂取バランスとしては、タンパク質15〜18%、脂肪25〜30%、炭水化物55〜60%が理想だと言われます。

1704food.jpg ふ「これって人間の栄養バランスなんだって」

犬の場合、主なエネルギー源はたん白質と脂肪です。
ただ、人間との長い共同生活の中で雑食性となったため、炭水化物を多く含んだ穀物や野菜も消化できるように、体のしくみも変わっていきました。

なので、ドライタイプのペットフードには、穀類(米や麦、トウモロコシなど)が、バランスよく配合されています。
しかし、炭水化物は表示されないのです。

犬にとって重要なのはタンパク質

犬は人間の約4倍のタンパク質を必要とするそうです。
また、脂肪も重要な栄養素であり、人間よりは高脂肪の食事を必要としています。

ということは、犬の栄養摂取バランスは、人間の炭水化物とタンパク質を逆転させたものと考えていいでしょう。 つまり、タンパク質50〜60%、脂肪25〜30%、炭水化物15〜20%で私は手づくり食を調整しています。
(※この犬にとっての適正栄養バランスの明確なデータをいまだ私は目にしていません)

1705food.jpg ふ「こっちはアタチたち、わんこの栄養バランスなんだって」

では、どのペットフードを選ぶべきなの?

この2点は確認しましょう。AAFCOの基準です。

・粗タンパク質…………22%以上
・粗脂肪……………… 8%以上

炭水化物については、現状の表示では把握のしようがありません(汗)。
炭水化物は糖質と食物繊維から構成されます。なので、粗繊維・粗灰分が関係しますが、規定はありませんし、ソルビダの例を見ましょう。『〜以下』すなわち上限を保証しています。
少ないほどいい、という扱いです。

・粗繊維……………… 4%以下
・粗灰分…………… 8.5%以下

私は手づくり食で玄米をベースに穀類を意識的に加えています、量は全体の25%程度。炭水化物は犬にも必要な栄養素だと信じていますが、なぜか今のペットフードの表示では大事な栄養素として扱われていないように思えます。

1706food.jpg ふ「おとん、お疲れさまぁ〜!帰ったらお酌するよん♪」

記 事


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名前:Fhu(ふぅ)
性別:女の子
犬種:トイプードル
毛色:シルバー
誕生日:06年11月14日
体重:2.4s


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